「お前フォローできただろ!」

生クリームと並びかつん恒例話の上田亀梨殴り合い事件について書いていた2008年1月の中丸のページを今更ながら思い出し、亀梨くんの「ミスをした人を責める前にそれをどうフォローすべきかを考えることを優先する」という思考に、彼が仕事熱心で、仕事をちゃんとこなすというのは本当なんだろうなぁと思った。ほんとに今更なんですけど。学校出て仕事するようになってそれを組織の中で頭で理解して理性でそう動かしていこうとすることはある程度仕事をしてきたら当然かもしれないけど、10代でそれを当たり前に身に付けていたのはすごい。すごいっていうか、彼は最初から「自分のしていることは何かを作り上げ(てオーディエンスに見せ)ること」と理解していて、だから「誰がどうミスしたか」は問題ではなくて「結果的に何を作り上げることができたか」こそが全てだったんだろう。最初から。ミスは誰にでも、いつでも起こりうる、想定すべきこと。だからミスをゼロにすることを徹底する(のはもちろんだけど)そこではなくそれをフォローして結果的に作品を成功させることこそが最終目標だと見えていたんだろう。でも例えば「試合に勝つ」という単純で明確な最終目標があるスポーツの試合ですらミスした人にイラっとすることの方がそのフォローより先にきてしまうような10代に、この思考がまずくるのがすごいんじゃないか。そして、彼は自分だけではなくKAT-TUNというグループのメンバー全員にそれを当然のこととして求めていた。求めるに値するメンバーだと思っているから怒ったのであって、ミスした人よりフォローすべき(出来た)のにしなかった人に対して憤ったわけだから。ここではカメのことしか書かれていないけど、初期のころから亀梨くんはそういう意識でKAT-TUNというグループにいたわけで、それで(メンバーぶつかることもあったのだろうけど)分裂もせずずっとこれまでやってきたということはKAT-TUNはそういう6人の強い信頼関係の下で活動してきたんだよなぁと、今更ながら思った。当たり前だけど、いいグループですね。
しかし私が初めてこの話を聞いたのがかつんか亀梨くんに興味を持ち出した頃に見たかつんのHEY!3で、かめなしくんの話し方がなぜかとても性格悪そうに聞こえたためかめなしくんてそこはかとなく性格悪そうだな…と思っていた思い出(笑)。シゲのラジオ聞き始めた頃もぜんぜんNEWSもシゲも知らなかったけどそう思ったw