KAT-TUNドームワールドツアー前にここまでの総括

前回はドームしか参加しませんでしたが、今回はドーム前にアリーナにも参加し、大好きなドームに向けての期待と不安が高まっている現在です。アリーナの感想と最近の雑誌の感想を併せ、ドームツアーに臨む現在の自分の心境をまとめただけのものです(笑)。

アリーナ北海道は、コンサート後の乾杯おいしかったし、コンサート楽しかったね!で終われて、楽しい北海道旅行でした。なので全体としてはかつんのコンサートに行ってよかった!と思えたアリーナだったと思います。「FALL DOWN」はかつんぽく攻め攻めではあるもののどっかJr.が歌ってる曲っぽいところがあるなぁと思っていたのですが、壁をぶち壊して出てきたかつんがムビステでガンガン歌ってるのを見たらこれぞ!かつん!!!私が観たかった強いかつん!とテンション上がり、これだけでもうかつん観に来た甲斐あったし!と思いましたw あとは亀梨くんが1分の隙なく俺!亀梨!でグラサン外しからウィンクからオレカメナシ大サービスだったことが非常に印象的でありました。ああもうマジ、超カッコつけてる亀梨くん大好きだよ!と思った(笑)。他のメンバーもビジュアルは好調すぎるし楽しそうだしどんなに近くで見てもキレイだし、MCもトークも楽しかった。なので全体として楽しかったかというと、楽しかったし行ってよかったし終わった後おいしい乾杯ができて幸せ!と思いました。
でも全体的にコンサート内容については懸念していた通りの不満があって、なのに亀梨くんがコンサートの最後に「今回のツアーでもっとKAT-TUNというグループが好きになった」とか「去年の借りが返せた」とか言うし(北海道は特に「去年のリベンジ」という言葉を他のメンバーも使っていた。リベンジできたと言ったのは単にダブルアンコールに応えたから?)その後雑誌などでのメンバーのあまりの満足感あふれるコメントが自分の期待するかつんのコンサートとの隔壁を顕著にしていくので、「でもドームは違うよね?ドームは大丈夫だよね?かつんのドームは特別なんだよね?」という不安が常にある状態。初めてかつんをドームの天井から見た時、あんなに遠いのにすごく夢中になったし楽しかったしかつんすごいって思った。そんな公演を期待しているのです。


懸念していたというのは北海道前にも書いたように「コンサート構成がどうとかいう以前にふれあいで満足させるコンサートになっているのでは」ということでした。去年は連続ドームしか参加していなくて、アリーナツアーはレポを拝読するだけでした。ドームも構成に「?」なところが多々あり自分でもそれをブログで何度も書きましたが、ドームという場所での公演はやはりちょっと特異なところがあるので押して押して押しまくる構成で「?」が深まる前に公演が終了していた感があったため自分でも「やっぱりKAT-TUNのドーム最高!」ということになっていたと思います。その後アリーナレポでふれあいコンサート的様相を呈しているのを見るたび、アリーナでは「自分の思う、増長してほしくなかった部分」がひどくなってきているような気がする、と思っていました。そして今回もまさにそう思いました。もちろんKAT-TUNの曲が流れてステージでメンバーが歌って踊っていたら盛り上がるし、個々のパフォーマンスにもかっこいいと思うけど、常に「せっかく(というと語弊があるけど結果的にそうなっているという現在の状況において)5人なのに、なぜ5人ということが活かせる曲をもっと入れないのか」「何を考えたらこういう構成になるのか」を考えてしまい、とてもじゃないけど「さすがかつん!」「コンサートは百戦錬磨!」とライブに没頭することが出来なかった。それなのにメンバーは心底満足そうだし、雑誌では今とってもいい状態!を連発だし、もちろんダメダメですとかインタビューで言うわけはないけどもうちょっと問題点とか改善点とか感じてることくらいは分かるような記述はないのかと、失望まではいかないけどなんだかなと思っているのです。北海道での「リベンジ」発言にしても、去年の借りを返せた、というのはニコニコして良い雰囲気のコンサートでアンコールにも応えて手を振って外周回ってメンバー同士じゃれあったら、それが借りを返せたということなの?と、思ってしまう。アンコールがどうのとかいわせないような圧倒的なステージ見せてよ、と。
Going!の売り上げを聞いた時に思ったのは、前回の5人での活動時と今回との違いはやっぱり数字にも出るんだということでした。先日書いたように前回の時の5人のかつんをリアルタイムでは知りませんが、遡って見るだけでも当時はメンバーもファンも必死だったことが見て取れたものでした。どちらもKAT-TUNという場所を守るのに必死で、頑張らなければなくなってしまうと思ってたように見えました。だから売り上げにもそんなに影響はなかったように見受けられました。(多少は落ちたはずですが心配されていた程落ち込まなかったような?)今回はもちろん正式に事務所発表もあったということもあり、KAT-TUNもファンどちらも気負いなく今の活動を楽しんでいるというか、かつんが無理をしていない分、ファンも無理をしなくなった、単にそういうことなのでは。全く減らないことはないのだろうから、別にそれでもいいのではないかと思いますが、このままずっと下がり続けるのは問題なので5人にはここから徐々に上げて行ってほしい。一枚目の売り上げは5人の評価ではないけど、これからの売り上げは5人への評価と関係してくると思うからです。最初無理して下がっていくより、ここから上げて行った方がずっとうれしいしかっこいいし。
前回は必死だった。というのはCartoonコンDVDで見ても思うことで、1人いないことを感じさせない!!!という気負いと気迫の感じられるアルバム、コンサート構成、そしてメンバーだったと感じました。DVDにはもう仁くんが出てるので、厳密にいうと1人いなくないわけですが(笑)。今回のアリーナはどうだっただろうと考えると、そういう気負いはなかった。なさすぎて、逆に1人いなかろうがステージがさびしいなとかは感じなかった。5人でも楽しかった。この曲は6人で見たかった、ここの仁くんのパフォーマンスどう来るのか楽しみにしてたのに!というところは多々あったのでやはり「6人でやった方がいいことを5人でやってる」感を否めないコンサート構成であり、それを埋めるためのふれあいだったのかと考えるしかないのではとなってしまいます。そう考えると雑誌での今の状態に満足的な傾向のコメントも6人でやった方がいいことを5人でやってることを感じさせないための無理な盛り上げみたいに感じられてしまう。数字がどうであろうと、コンサートに行って圧倒的な5人を見せられたらそんなのどうでもいいと思うのに。思うので、つまり、かつんのドームワールドツアーには期待しています!!