「1ポンドの福音」第1話

演技をしている亀梨くんを見て彼に興味を持ったので、ドラマの感想くらい書いてみようかなーという気になったんですが、思ったこと全部書いてみたらドラマ感想なのか萌え羅列なのかわけわかんなくなっていたという…。
真面目にドラマレビューしていこうというつもり。なんですがでもやっぱこのドラマって今回は今までとは違う、コメディではっちゃけている役ということなのでそのキャラクターも一緒に楽しんでいかないと。←って単に役者萌え列挙に走ってしまった言い訳かも?(…)。
1回目の感想
面白かった。感想とか細かく書いて突っ込んでいってはいけない作品なのかもしれないけど(笑)とりあえず書きたいことだけかいていこうっと。
書いてみたら、やっぱり私は演技者としての亀梨くんばかり追っているなぁ。まぁこの作品はそれでいいんじゃないかとも思うけど…。主演キャラ萌えって正しい見方なのかなぁ。
まぁ楽しければいっか。


「このまま死ぬのかなぁ」→「さよなら、オレ」ぱた。のところほんとコメディぽくてかわいいです。
ぱた。って(笑)。


「マリア様に『頑張って下さい』っていわれちゃったんですよね」

両手を組んで、斜め上目線に目をくりくりさせる表情。
あぁこの人こういう仕草上手いんだよな、と野ブタにシッタカとのデート指南してたところを思い出した。しったかくんって、物知りだねvえへっ。みたいな演技してたやつ。
ああいう、何かのフリをして直後に豹変するという演技が上手いっていうか似合うっていうか。なんか、もっと見たい(笑)。野ブタですごいツボだったのが、誕生日を他人に教えない主義なんだという話のところで「わーうれしい、これほんと、すごい前から欲しかったんですー」→「とかいうのだりーし、面倒くせーし」の豹変ぶりだったので…ほんとあれ亀梨くんよく知らない時にみたけどすげー印象的で何度も脳内リフレインした記憶が。


教会で子供たちに差し出された食べ物を我慢する演技いいな(笑)。目ぎょろぎょろさせてかわいいです。

「なんで食っちゃったんすか」
に言い訳しない耕作。そういう潔いキャラなんだなーとキャラクター設定が分かりますね。

もうボクシングやめるって決めたんで、という耕作。山田くん、なんか言ってることは嫌味っぽい?けど、普通になついているみたいな態度で嫌味にみえないよー。

部屋を出て行く準備をしながら、差し出された雑誌を「いえ、別にもう関係ないですから」と断る耕作だけど、この「ない」にアクセントがかかった言い方が、せっかくの先輩の好意を無下にしないように、でも潔く断る感じが出ていていいなと思いました。言い方間違えるとすごく感じ悪いセリフになると思う。

出て行こうとした耕作を引き止める会長、に+シスターの問答。

「いや、いいましたよね」

の言い方とか、シスターが「やりますよね」って言った時に後ろからシスターを見ていた呆けた顔が上手いなと思う。

というわけで、いきなり練習再開。こんな感情の方向が一定しない人間ているのか?(笑)。激しすぎて感情移入しにくいなぁっていうかできないよ!

ロードワーク中の耕作を見て
「あれー、なんで走ってんだろ」
山田くんの言い方いいですね。ちょっと呆れたようなコミカルな感じが出てて。

ジムの先輩たちにとっては、耕作は期待はしてるけどダメな弟、みたいな感じなんでしょうね。ダメダメでもなんかほほえましくみてる雰囲気が出ています。

「なんかしっくりこねーな」
は試合最後の掛け声(?)への伏線なのか…(笑)。練習する鬼丸を見て「うっし!」と気合を入れる表情はキリっとしていて、普段の耕作と違う感じが出てていいと思います。
亀梨本領発揮の表情ですね(笑)。

計量が終わって廊下を歩く耕作。こっそり様子を見に来たアンジェラを見つけて

「シスター、アンジェラ??」
って驚き方いいな…(笑)。かわいいけど、かわいいけどそっちの方向から歩いてきたらあんなとこに来るまで気付かないわけがないだろ!って突っ込みたくなるアングルでした。

「ごはんいこうかなって」って図々しくさりげなく寄り添うのはかわいいですね。
鬼丸のうちにいって夕飯をご馳走になる2人。

「おいしいね」
って横のシスターを飛ばしてとおる君に話しかけるのはちょっと不自然じゃないか…?「もうその辺にした方が…」と心配するアンジェラがさりげなくかわいい(笑)。

鬼丸の妻になんか色々言われて、きょとんとしてきょろきょろする仕草かわいいですね…。
耕作は「突っ走る」「わけがわかんなくてきょろきょろしたり呆けたり」「全力で喜ぶ」「全力で嘆く」くらいの感情の間を極端に行き来するキャラクターっていう風にしたいのかな。それは成功してるかも。どの表情も上手く魅せられてる気がします。今後他にももっと表情が出てくるんでしょうか。たのしみ。

好きだとか、努力だけでなんとかなる世界じゃないんでしょうと言われ、「まぁ、はい」と複雑な表情をする演技いいなと思う。思うけどやっぱこれキムタク…ぽいよなぁと思ってしまう…。
うぅーん…。

ボクシングシーンはカット数多くして、臨場感出してると思う。私そんなに不満はないんですけど、なんか新聞ではそこまで良くは書かれていなかったよね…。だめかなこれ?リアルボクシングをそんなに見ない人的にはキレイな試合のシーンでいいと思うんだけど。

修道院を抜け出そうとするアンジェラに、院長様が「私、おでん」っていうシーンで思い出したんですが、もたいまさこのシスター姿って眼鏡を変えたら私の高3の時の担任のシスターにそっくりだった…。いるいる、いるんですよこういうシスターほんとに!しかも「いがち」な部類で(笑)。

「負けたくないです!」
のところの耕作のナレーションは、私が亀梨くんのナレーション好きだからかもしれないけど、良かった(笑)。

食いたいもんも我慢した
毎朝早く起きて走った
シスターにもとおる君にも喜んでもらいたかったけど…

このあたりは耕作の気持ちが分かるしナレーションの効果で、感情移入できた。
「俺、なんのためにボクシングやってるんだっけ…」とか言い出した時にはえぇぇ?!なに言っちゃってんのこの人?!と思ったけど。だってトレーニングとか減量とか本当辛そうで、本当に好きとかよっぽどなにか理由がないと今までやってきたとは思えない。シスターと会うまでの耕作はなんでボクシングやってたの?「才能はある」が売りらしいから、大した苦労しなくてもここまでなんとなくやってきちゃったんだろうか。だから目標がないと減量にも失敗しまくりってことなんだろうか。って思ったけど、
でも、シスター目当てで必死にやって初めてこんなに頑張ってみたら、やっぱり俺ボクシングが好きだから今までやってきたんだって分かったし、だからやっぱり負けたくないです!
ってことなんだと思った。

ていうシリアスな盛り上がりから

カツ玉牛

で勝つのがオチなんだろうなとは思ったんだけど、なんかここちょっと弱くなかったですか…。自分がコメディに慣れてないから汲み取るのが下手なだけなのか、別にそのオチ(しかも伏線ぽいのまで張って…)いらなくない?みたいな。

耕作が勝ったのを見て笑う山田くん、だからほんとにいい人みたいだけど、いいのそれで?自然に喜んでる自分に気付いてカオを引き締める、とかそういうのがあったら嫌味っぽくしてるけど…っていうギャップがキャラに出ると思うんだけど…。

シスターにフラれたあと
「今振られたよねー?」
ってわらわらと出てくるジムの先輩たちとの戯れるシーンが楽しい。亀梨くんは男の子と並んだり囲まれているのがなんか画になりますね。ボタ、とカバンを取り落とすのがおかしくって何度も見てしまった。

「待って下さい、俺が決めるんですから!」
「けがらわしい」
このあたりも面白い(笑)。

バイト先で思う存分カツ玉牛を食べる耕作。実際にたくさん食べてるわけではないのに「大食い」って感じを出す食べ方はけっこう上手いのではないかと思いました。ファミレスで食べてるところもそうだったけど、こういう食べっぷり見るのがちょっと楽しみ(笑)。