「特急田中3号」前半

そして今度は特急田中3号に入りました。3話まで見ましたが、面白いですねこれ!なんていうか…一つ一つのネタが…「いるいる(いそう)こういう人」っていうのがすごい上手く出ててしかも役者の人が上手く演じていると思う。セリフもとても面白い。1話の最後、私までつい「鉄道…いいかも」と思ってしまった。「…これって、洗脳?」←で爆笑した(笑)。下高井戸が意味ありげに大きく映されたから予測してみた展開がその通りでなんかうれしくなってしまいました。


井の頭線、ずっと住んでて通学にも使ってたから、急行から各停の乗り換えとかなんかちょっと予想がついた(笑)。しかし早稲田とか、本当にロケしたのかな…すごいですね。

彼女が2、30人、彼氏も5人くらいいる、いっぱいいるよ、とか言うシーンすごい上手いなぁと思いました。セリフも良いし、演じ方も上手い。聖くん(役名の田中と区別がつかなくなるので。笑)の演技、自然でいいなぁと思う。自然だしテンポもある演技しますよね。はっちゃけた色んな表情をしても絵になるのは顔の造作の良さが成せる技だよなぁと思うわけですが、加えて彼は見ている人に「なんかこの笑顔を曇らせたくないな」と思わせる表情をする気がする。テンションが高い割に静かに微笑む時の表情が寂しそうな時があるからだろうか。「たったひとつの恋」の甲もこんな感じのテンション高くて明るい役でしたが、自分的に甲の笑顔を曇らせたくないと思うのは納得がいくんですよ。彼は本当に良い人だったし、私も好きだったし。裕子ちゃんとの最初のデートで冷たくされてた時は胸が痛かったな…。(回想終わり)// でも今の時点でこの田中一郎について私は特に好きでも嫌いでもないわけで、ていうかどっちかっていうとダメな男として描かれているわけで(笑)、なのにやっぱり悲しい顔をしてほしくないなぁと思ってしまうのはなぜだろう。こいつが一人で突っ走ってぶつかってるだけなのに。もしかして私、だめんず…

…このハイパーポジティブなところめちゃめちゃ良いと思います。ほんと、次に何言い出すのかすごい楽しみで、一緒にいたらものすごく楽しい人だ…田中一郎。