ラストフレンズ 第10話

途中で挫折したので真剣に見ていないながらひどいドラマだなぁ…と。

亮くん最後の出演かもしれない上時間が遅かったので最初からけっこうちゃんと見ていたのですが、ひどくないですかこのドラマ…?このドラマの主旨は「DV(男)は死ね」「苛めは苛められる方にもそれだけの理由がある」なんですかね。前回は、何度も逆上してるまともじゃない相手に「他に好きな人がいるの」とか言ったその直後に他の男と相合傘で帰ったり…宗佑を煽って追い込んだのはみちるなんじゃないのか、という風にしか…。始めの方はみちるって宗佑のこと心配して色々考えてませんでした?その時病院とかしかるべき機関に相談したりしなかったんですね。シェアハウス(笑)の人のみちるへの態度といい、自分のことしか考えてないヒロインが正当化されて描かれすぎじゃないのかと…。相手が死なないとDVは解決しない、と視聴者に伝えたいんでしょうか。あれではDVの張本人が死ぬ前に苦悩してるところをどれだけ映しても無駄では?自分の境遇と照らし合わせて宗佑に共感して見ている人がもしももしもいたとして、宗佑があんな結末でいいわけないと思うんだけど…。最初から殺すつもりならあんな苦悩とか、普段は優しい職員ですとか描く必要ないし、むしろただの暴力男としてそこだけ出せばいいはず。
最終回が黒革の手帳みたいに「いろいろあったけど…私この新しい場所で私なりの人生を歩んでいくわ」みたいな自分に浸ったヒロインの無駄にキレイなEDだったらネタドラマにしてもどうしよう。(1話ですでにそれっぽい海岸のシーンがあるんだが…)「ちょっと今話題のトピックをちりばめて、名の知れたタレントでキレイな画面流しておけば数字とれるんじゃないの」ってことなのかなぁ。anegoもそんな感じのネタドラマだったけど、このドラマはその「話題のトピック」が真剣に苦しんでる人もいる病気や社会問題なところがとてもタチが悪いと思う。