Real face

以下今頃何いってるんですか?的な初心者の戯言なのです。結論だけ書いたら乱暴だな、これを書かないと誤解されるかな、生身の人に対してのことはあんまりはっきり書きたくない、とか色々考えてどんどん長文になって馬鹿かと思うんですが、最終的に最後のパラグラフ(2行)だけでこと足りる内容になってましたw

>あれだけの亀梨くんの能力、いつか全て己の欲のためだけに注いでいる姿を見てみたい。ちょこちょこ書いている気がしますが私はギラギラとやりたいことをやってるかつんを見たいと思ってるんだと。きっと凄そうだとずっと感じているから。

に帰結した話のようです。なので以下の長文はそこに行き着く道程ということで↑以上に得るものはなさそうです><

web連載最終回の時のように小さい違和感をいまだ持っている。というだけの話ですが、私は全てが終わった後とか先日のように他人が答えを出してくれた後にしか自分の気持ちに気づけないことがあるので、とりあえず今考えていることだけ書いておく。王道の意味ってなんだろう。もちろん「王道」という単語の定義はあれど、何の王道かって、彼はどこかで言っていたかな。自分の本当にやりたいこと、やってみたいことが王道?ジャニーズのショーとしての王道?他の5人の色を考慮した時に自分に求められているであろう王道?おそらく彼は今回のソロに関して「自分を見る人が自分に求めているであろう」ものを彼自身で考えてパフォーマンスを作ったのではないかと思う。そしてそれを「王道」と言ったのではないかと。だから本当に彼がやりたいことだったのかなという疑問が今でもある*1
ドリボズのショータイムでやったという「離さないで愛」のパフォーマンスが自分でやりたいことを選んで考えて、それで好評で、だから今回のソロの演出を考えたのかもしれないし、実際ドームで見たソロのパフォーマンスはすごくて再度見たいと思うものだった。亀梨くんのただの照れ隠しかもしれないしいつも何に対してもそう考えているのかもしれないし台本にあったから話題が他になかったから言っただけなのかもしれないけど、自分で提案してOKが出てお金も時間も遣ってあれだけ表情や仕草や動きも作りこんだ自分のパフォーマンスに対して「俺のソロ、どう?」「俺やること多いからちょっと必死で、反応とかあんまりわかんないんけど、会場シーンとしてる気がするんだよね」「女形とかさ、キモくない?」という。自分のためではなく見る人のためにパフォーマンスしていたからそう思うんですよね?自信の有無に関わらず。

私が「前回(女王コン)のソロに対する言い訳では」と思った彼の「他の人のソロがこういう感じだから自分はこうって決める方で、やりたいことがかぶってたら、引っ込めちゃうんですよ*2」という部分を、亀梨くんはやっぱり捨てないのだなと思ったりする。自分でもどかしくなることがあると言っていて、私はそれを本心だろうし全体を見て行動できる能力と思うと同時に言い訳にもなると思っており*3。見ている人のためにパフォーマンスするのはもちろん当たり前の部分であって、オーディエンスを置いてきぼりにするのは良くないわけで、来てくれるファンがいるから頑張れるとはいつも彼らが言っていることで、そしてその「人に見せるものを作る」という意味で亀梨くんは(TV ぴあでも言われていたように。笑)「どんな色にでも染まり、全力で作品を作り上げる最高の素材」なんだろう。亀梨くんのパフォーマンスには、何をしていても流れる共通して譲れない芯があって、それさえ持ってればどう七変化してもいい、というかそれこそ色んなパフォーマンスを見せてほしい、と思います。けれども、同時に私は表現すべきものを表現する能力がそれだけあるのは分かったから、今度はそんなの何も考えないで本当に亀梨くんのやりたいことだけやっている姿を見てみたいと思った。歓声も売り上げも見に来てる偉い人たちも周りも何も関係ないとして、彼は本当は何を見せたいと思うのかな。それともそういうものがない場所は何の価値もないものなんだろうか。
彼は今、(とても大げさに表現すると)自分がやりたいことを貫き通すアーティストであろうとする前にお客さんに商品としてのショーを提供するエンターテイナーであろうとする人なのかなと思ったときに、私は逆にそうではない亀梨くんをいつか見てみたいなーと思ってしまったのでした。どちらがいいと判断するつもりはないし、というか折衷してるのがタレントとしてはベストなんだろうと思うし、アーティストなら自分のやりたいこと100%にファンがついてきてくれるのがベストなのだろうけど、そして彼らがどうなりたいと思うのかも分からないけれども。というかこれ際限なく書けそうだしまとまらないのでここらへんでやめ><

…というような、え今さら?っていう話かと思うんですけど。浅い私はドリボもドリボズもちゃんと見ていないしこんなに前からツアーの内容について考えてみるということもなかった(去年初参加だけど去年はアルバムからしてコンセプトが分かっていたし)のです。だから雑誌とかで言い始めた時から自分でも結構「亀梨くんのいう『王道』ってなんだろう?」ということについて考えていて、そしてドームに行って何か顕著なものを目の前に突き出されたようでつい考えたのでした。東京初日から感じていたことなんだけど、「かなりの自信作です」「かっこよく仕上がり、満足です」とだけ言った人を見たら余計に思ってしまった。なんとなく。

というか違和感の話だったのに書いているうちに自分で結論がほぼ出ていて文章を最初から読んだら笑えたw あれだけの亀梨くんのタレント、アビリティ、ポテンシャル、いつか全て己の欲のためだけに注いでいる姿を見てみたいです。ちょこちょこ書いている気がしますが私はギラギラとやりたいことをやってるかつんを見たいと思ってるんだと。きっと凄そうだとずっと感じているから。

*1:魂ラジでも思ったんですが「俺が求められてるのってこういうものでしょ?だからそれを見せたらいいんでしょ?」というところが、彼が本当は何をしたいのかを見えにくくしてるように私には思える。その姿勢はアイドルとしては素晴らしいのだろうし、求められるものを実現できるという能力は誰もが持てるわけではない特別なものなのだけど。

*2:「だから"これが自分だ"っていう筋の通ったものがないような気がして、落ち込む。でもそこで我を通したらもっと落ち込むことも分かってる(笑)。ライブのバランスが崩れるって分かってたんだろ、だったらやめとけよって。きっと僕は、全体のバランスがよくなることを考えて動きたい人間なんだろうな。そこに自分の考えも活かせるのがベストだと思う。人の思いと自分の思いのバランスを取る力も、これからつけなきゃと思います。(「With」Feb.2009)」

*3:(それは私がただ「同じことがやりたいならやればいい。やりたいこと譲らないでケンカしてやっぱり譲らないで、同じようなの2回見せられても構わない。むしろ競い合ってよりすごいものができそうな気がするし」とか構成の人に殴られそうなことを思ってしまうからだと思います…。それは私がステージにバランスよりもギラギラしたエネルギーを求めているからです)一生懸命ステージ考えているメンバーもごめん…そのくせ色々意見(ていうか文句?)は書くっていう…。ていうかこの話も単に亀梨くんはやりたいことがAとBあって、Aがかぶりそうだからじゃあ今回はBにするわ、くらいの感じだったかもしれないし。